迫力満点の空中ブランコ コミカルなピエロ 観客くぎ付けに ハッピードリームサーカス初の週末 家族連れでにぎわう

[ハッピードリームサーカス2023]

 沖縄県豊見城市豊崎で開幕した「ハッピードリームサーカス沖縄公演」は23日、初の週末を迎えた。イーアス沖縄豊崎に設けられた大テントには多くの家族連れが訪れ、迫力満点の空中ブランコやコミカルなピエロショーに拍手を送った。主催は沖縄タイムス社、琉球朝日放送、ムーンウォークメディア。来年3月3日まで。

 うるま市から家族3人で来た伊波小1年の新城茉莉さん(7)は、初めてのサーカス。「ぶつからないかと何度も目をつむった」と、逆円すいの鉄格子の中を車やバイクが駆け回るスタントにくぎ付けとなった。

 宜野湾市から家族4人で来た自営業の安慶名大臣(ひろおみ)さん(42)は、公演終了後にパフォーマーと写真をパチリ。「大車輪の内外を命綱なしで移動するパフォーマンスに圧倒された。年末に家族と良い思い出がつくれた」と満足顔だった。

(南部報道部・国吉聡志)

観客席に飛び込んだピエロとハイタッチする来場者=23日、豊見城市・イーアス沖縄豊崎(竹尾智勇撮影)

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