「少し後悔も…」激闘の末にアウェイで勝ち点1のアーセナル、アルテタ監督はリバプールとの首位攻防戦に「20年間見てきた中で最も激しい」

ドローに終わったアルテタ監督[写真:Getty Images]

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、リバプール戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
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23日、プレミアリーグ第18節でアーセナルはアウェイでリバプールと対戦。首位に立ったアーセナルと、2位で追いかけるリバプールの首位攻防戦となった。

アーセナルはあまり得意としないアンフィールドでの試合。しかし、開始早々にゴールに迫るなど良い形で入ると、4分にはマルティン・ウーデゴールのFKからガブリエウ・マガリャンイスがヘディングで合わせて幸先よく先制する。

互いに攻め合う展開となると、アーセナルは13分にもカウンターからガブリエウ・ジェズスがシュート。しかし、これはGKアリソン・ベッカーが立ちはだかりゴールとはならない。

ハイインテンシティでハイレベルなテンションの高い試合となる中、29分にはモハメド・サラーに決められ同点に。その後も激しい攻め合いを続ける両チームだったが、ゴールは生まれずに1-1のドローに終わった。

アウェイで貴重な勝ち点1を獲得したアーセナル。首位を守った中で、アルテタ監督はチームのパフォーマンスを称えた。

「とても信じられないようなフットボールで、このリーグで20年間見てきた中で最も激しく、慌ただしい試合の1つだった」

「両チームのクオリティ、意図…それを見ることは素晴らしく、我々はチームとしてあのレベルでプレーする意欲を持つ選手たち、あのレベルでプレーする勇気、自分たちがやってきたことをやり遂げる決意と信念を持っていた。ここで成し遂げたことは、我々の選手たちが大きな称賛を受けるに値すると思う」

また、先制点にもつながったセットプレーについても言及。ゴールを称えつつ、流れの中からのチャンスを活かせればと振り返った。

「素晴らしいアクションだったし、どの相手に対してもチャンスを感じていたので、それを実行して得点を奪った」

「オープンプレーでのファイナルサードでの多くの状況からはもっと上手くやるべきだっただろう。たくさんの得点チャンスを生み出しており、少し後悔もある」

「相手側ではいくつかの瞬間が彼らにもあったのは事実で、特に我々のCKの直後に彼らが突破し、局面での意思疎通の齟齬も感じた。彼らの大きなクオリティでもあるが、失点をしなかったことは幸運だった」

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