G7卓上カレンダー原画展 四季折々の作品ずらり 茨城・水戸市民会館 25日まで

描かれた県内景色に思いをはせながら楽しむ来場者=水戸市泉町/p

G7水戸会合の贈答品や茨城県水戸市のふるさと納税返礼品に選ばれた卓上カレンダーの原画展が23日、同市泉町1丁目の市民会館で始まった。県内名所を収めた色鮮やかな水彩画約20点を展示し、市民たちが足を止めて見入っていた。25日まで。

会場には、紅葉したコキアや大洗の初日の出など、四季折々の県内の風景を収めた作品がずらり。作者は同市在住の水彩画家、亀井則道さん(54)。使用した水彩絵の具は県内工場で製造されたといい、「県産のもので県内を描いている『メードイン茨城』」と笑顔を見せた。

卓上カレンダーに掲載された作品のほか、ウクライナを思い描いたヒマワリ畑の風景なども展示。亀井さんは「筆筋や濃淡などが見えるのが原画の良さ。ふらっと通りながら楽しんでほしい」と話している。

© 株式会社茨城新聞社