ニセ電話詐欺防止で感謝状 白石署がセブンイレブン佐賀江北店(江北町)に

ニセ電話詐欺防止の感謝状が贈られたセブンイレブン佐賀江北店のスタッフ(前列)=白石警察署

 架空請求のニセ電話詐欺を未然に防いだとして、白石署は、セブンイレブン佐賀江北店(江北町)とスタッフに感謝状を贈った。パート従業員の酒井澄子さん(57)、副店長の武富一晃さん(40)が電子ギフト券を購入しようとした男性客に声をかけて被害を防いだ。

 同署によると11月、男性客が来店し、電子ギフト券を買い求めた。対応した2人が購入の理由を尋ねると、男性は「パソコンがトロイの木馬ウイルスに感染したので直さないと…」などと話したという。詐欺の恐れがあると伝えて警察に通報した。

 日頃から詐欺防止の心がけがあったとして店舗に感謝状を贈った。オーナーの羽野豊さん(36)は「今後もみんなで声かけを継続し、未然に防げるようにしたい」と語った。(中島幸毅)

© 株式会社佐賀新聞社