24日、大学サッカー最後の主要タイトルである第72回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)の決勝が行われ、明治大学が京都産業大学に2-0で勝利。4年ぶり4度目の優勝を果たした。
カシマサッカースタジアムで開催された一戦は、48分、FW中村草太(3年)が裏抜けから冷静にゴールを決めて明治大が先制。
53分にもカウンターから中村がスピードに乗ったドリブルで仕掛け、パスを受けた北海道コンサドーレ札幌加入内定のMF田中克幸(4年)が左足を振り抜いた。
2点のリードを奪った明治大は守備でも京産大をシャットアウトし、4年ぶりの頂点に輝いている。
今季の関東大学リーグ1部では、筑波大、東京国際大に次ぐ3位に終わった明治。しかしその中で、個人として得点王&アシスト王のダブル受賞という快挙を達成していたのが中村草太だった。
前橋育英高校出身の中村草太は今季リーグ戦、16ゴール12アシストと大暴れ。
佐藤恵允が夏に退部しドイツ1部のブレーメンへ加入した後は10番を背負い、この決勝の舞台でも1ゴール1アシストでチームを優勝へと導いた。
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前橋育英の同期にはヴィッセル神戸MF櫻井辰徳(※徳島ヴォルティスへ期限付き移籍中)がいる中村。
今年、U-22日本代表候補にも選出されている大学屈指の快速アタッカーの進路は今後大きな注目を集めそうだ。