冬アニメ『姫様“拷問”の時間です』主人公の姫様役「こちらが本性です!」ハードなタイトルとは対照的な“ほっこり”作風アピール〈イベント〉

2024年1月クールの新作アニメ『姫様“拷問”の時間です』(原作・春原ロビソン/漫画・ひらけい)について、本作のステージイベントが12月17日(日)に幕張メッセにて開催された「ジャンプフェスタ2024」のジャンプスーパーステージBLUEで実施された。

【画像】イベントに出演した白石さんと伊藤さん(イベントショット)

イベントには姫様役の白石晴香さんとトーチャー・トルチュール役の伊藤静が登壇。1月8日からの初回放送を前に、第2弾PVの解禁を含めた新情報の発表と作品トークが届けられた。

本作は、魔王軍によって囚われの身となった姫様が、美味しい食事&楽しい遊びを容赦なく突きつけられるという“拷問”に打ち勝とうとする姿を描く“拷問”ファンタジーアニメ。白石が「姫様!」と声をあげたのに続いて、観客が「“拷問”の時間です!」と応えるなど、楽しい雰囲気たっぷりに幕を開けたこの日のステージ。まずは、最新PVがお披露目となった。“拷問”というタイトルからもハードな内容を想起させる作品だが、最新PVで映し出されたのは、できたてのたこ焼き、楽しそうなゲーム、かわいいシロクマの赤ちゃん、温泉など、美味しそうなものやかわいいもの、魅力的なものを目の前に差し出されて、悶え、叫びまくる姫の姿。

“拷問”を受ける日々を送っている姫を演じる白石さんは、「こちらが本性です!」とほっこりとした内容を映し出したPVを楽しそうにアピール。「日常の中に転がっている、小さな幸せを見つけられる作品」と切り出し、「誰もが共感してしまうような、食べたいもの、かわいがりたいものなどが、見事に取り扱われている。肩肘を張らずに気軽に観ていただいたら、あはは!と笑っているうちに嫌なことを忘れてしまうような気持ちにさせてくれる」と作品の魅力を熱っぽく語り、さらに「姫としては、敵対する魔王軍が魅力的すぎて好きになっちゃう。好きなキャラクターを見つけているうちに、あっという間に12話が過ぎ去っていくような作品」と愛すべき個性的なキャラクターも見どころだという。

“拷問”の天才との設定のトーチャー役の伊藤さんも「皆さんが姫様の気持ちになって楽しめる」と共感ポイントの多い作品だと続け、「トーチャーはすごく真面目に、姫様に美味しい思いをしていただきたいという気持ちで拷問している」と特殊な拷問を仕掛ける役柄だと語った。続けて伊藤さんはアフレコについて「みんなが笑っているような収録現場です。隣で面白いことを言うから、耐えられなくて笑ってしまう。スタッフさんもずっと笑っている」と和気あいあいとした現場の様子を紹介。

作者の春原ロビンソン先生と、漫画を担当しているひらけい先生も、収録現場に何度も足を運んでくれているという。ステージにはお二人からメッセージが届く場面もあり、春原ロビンソン先生からは「脚本、絵コンテも届くたびに『面白いな』と笑っていました。アフレコも、皆さんの演技が面白くてずっと笑っていました」とアニメ化を絶賛するコメントと共に、「面白いと確信しています」と太鼓判が押された。ひらけい先生からも「ぴったりの声を当てていただきました。アニメの放送をお楽しみに!」と特別イラストに添えられたメッセージが到着し、これにはステージのお二人も大感激。

最後には、伊藤さんから「老若男女、誰が観ても楽しめる作品です。何も考えずに、ハハハと笑っていただける時間を過ごせると思います。ぜひ楽しみにしていただけたら」と、白石さんから「現場にいるみんなもこの作品が大好き。『楽しいな』『面白いな』という気持ちや愛が、この作品に詰まっている。皆さんにも、ぜひ姫様と一緒に拷問を受けていただきたいと思っています。おいしそうだな、かわいいなと一緒に楽しんでいただけたらうれしいです!」とコメントが届けられると、会場からも大きな拍手が上がっていた。

『姫様“拷問”の時間です』作品情報

国王軍と魔王軍が衝突をはじめ、幾年月。
王女にして、国王軍第三騎士団“騎士団長”である姫は、魔王軍によって囚われの身となっていた。
「姫様“拷問”の時間です」
監禁された姫を待ち受けていたのは、身悶えるような“拷問”の数々……。
ほわほわの焼きたてトースト!
湯気がたちのぼる深夜のラーメン!
愛くるしい動物たちと遊ぶ時間!
美味しい食事&楽しい遊びを容赦なく突きつけられた姫は、
“拷問”に打ち勝ち王国の秘密を守り抜くことができるのか!?
誰もが笑顔になれる世界一やさしい“拷問”ファンタジーアニメ開幕!

【原作】春原ロビンソン・ひらけい(集英社「少年ジャンプ+」連載)
【アニメーション制作】PINE JAM

©春原ロビンソン・ひらけい/集英社・国王軍第三騎士団

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