井上尚弥「どんな展開でも勝つ」 26日に4団体王座統一戦

ボクシングの世界スーパーバンタム級主要4団体王座統一戦の記者会見で写真に納まる井上尚弥(左)とマーロン・タパレス=24日、横浜市

 ボクシングの世界スーパーバンタム級主要4団体王座統一戦(26日・有明アリーナ)の記者会見が24日、横浜市内で開かれ、2団体王者で史上2人目となる2階級での4団体王座統一を狙う井上尚弥(大橋)は「ぬかりなく仕上げてきた。どんな展開になっても勝ちを手にしたい」と真剣な表情で語った。

 スーパーバンタム級初戦となった7月のスティーブン・フルトン(米国)戦で8回TKO勝ちし、世界ボクシング評議会(WBC)と世界ボクシング機構(WBO)のベルトを手にした。バンタム級からの転級2戦目での大一番に「歴史的な試合になる。偉業だが、自分のキャリアを考えると通過点」とさらりと話した。

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