太田光、ダイハツ工業の不正問題を報道する難しさ語る「安全性には問題ないと言ってる」

24日放送の『爆笑問題の日曜サンデー』(TBSラジオ)で、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、ダイハツ工業の不正問題を報道する難しさについて語った。

番組では「ニュースサンジャポ+PLUS」のコーナーで、20日に64車種で174の不正確認をしたダイハツについて扱った。

この件に関し、太田は「これ、わかりにくいのは、ダイハツの社長は安全性に問題ないと言っている」と語った。

ダイハツのデータの捏造や改ざん25項目にも及ぶが、車両や実験装置の不正な加工や調整や、試験直前にガスの浄化装置の触媒を新品に差し替えるなど、車両そのものの安全性に関わらない部分の不正も多いということで、太田は「伝える側もこれ難しくて、やっぱり『危険ですよ! 危険です!』よって言っちゃうと、ホントにダイハツの車が全部危険みたいに聞こえちゃう」と報道する難しさについて語った。

さらに太田は「今日、サンジャポ(サンデー・ジャポン)にも車の専門家に来てもらったけど、よくよく聞いてみると世界的にかなり厳しい検査が再調査して、安全性には問題ないってこと言ってると」と語った。なお、「キャスト」と「ピクシスジョイ」の2車種は安全性能基準を満たさない恐れがあり、リコール(回収・無償修理)について国土交通省に報告し、判断を求めている。

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