【下野】年末恒例の「行灯(あんどん)大鳥居」が23日、下古山の星宮神社に登場した。
年末に近隣の子どもたちが新年の願い事を布に書き込み、地域住民や氏子総代が造った高さ約7メートルの大鳥居に巻き付けて同神社に設置する恒例行事。
大鳥居は毎年色を変えており、今年は金色の布に子どもたちが「家族がみんな健康でありますように」「勉強ができますように」などと書いた。夕方になると大鳥居の中に取り付けた約30個の電球がともされ、柔らかな金色の光が神社に浮かび上がった。
小林靖(こばやしやすし)宮司(61)は「今年は世界では紛争が続き、来年は穏やかで金色に輝く明るい年になってほしいと思います」と話していた。