全休中の伯桜鵬は幕下転落 20歳のホープ、古傷の左肩手術

9月、左肩に装具を着けて朝稽古を見守る伯桜鵬=東京都墨田区の宮城野部屋

 日本相撲協会は25日、大相撲初場所(来年1月14日初日・両国国技館)の番付を発表し、左肩負傷で2場所連続全休中の伯桜鵬(宮城野部屋)は幕下に転落し、西5枚目となった。新入幕の名古屋場所で優勝争いに加わって11勝を挙げ、三賞ダブル受賞に輝いた20歳のホープ。だが8月末に古傷の左肩手術を受け、九州場所では十両に落ちていた。

 幕下15枚目格付け出しでデビューした1月の初場所では7戦全勝優勝。昭和以降初の所要1場所で新十両昇進を果たした。関係者によると最近は故郷の鳥取県などでリハビリに励み、復帰に向けて調整を進めている。

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