酒田市や遊佐町の児童、生徒らが管弦楽器を学ぶ音楽教室「ユザブルームジュニア」(堀寿人主宰)のクリスマスコンサートが24日、同町生涯学習センターで開かれ、日々の練習の成果を披露した。
教室に通う幼児から高校生までの15人が出演した。個人演奏ではモーツァルトの「アンダンテ」やマスネの「タイスの瞑想曲」などの曲をバイオリンやチェロ、ビオラで奏でた。酒田東高1年の丸山和さん(16)は「表現力を重視して練習してきて、その成果が出せたと思う」と話した。
講師を務める酒田フィルハーモニー管弦楽団員や、同市出身チェロ奏者、声楽家も出演。アンコールには「きよしこの夜」で応え、一足早く、集まった人たちにクリスマスプレゼントを贈った。