「世界を目指す」仲里周磨が地元で初防衛 ボクシング日本ライト級 挑戦者の村上に判定勝ち 沖縄県

王座を初防衛し、チャンピオンベルトを肩に笑顔を見せる仲里周磨=24日、豊見城市・沖縄空手会館(金城健太撮影)

 プロボクシング日本ライト級タイトルマッチ10回戦が24日、沖縄空手会館で行われ、宜野湾市出身で同級王者の仲里周磨(27)=オキナワ=が挑戦者で同級3位の村上雄大(24)=角海老宝石=を3-0の判定で下し、初防衛を果たした。戦績は19戦14勝(8KO)2敗3分け。

 仲里は身長180センチの長身サウスポーの挑戦者に対し、踏み込んでの右ストレートを当て、主導権を握った。後半はポイントを奪い返しに来た相手のワンツーを浴びて劣勢になる場面もあったが、最終ラウンドでは強打を浴びせて相手の勢いを止め、地元で勝利を飾った。

 試合後は「次も防衛し、ゆくゆくは世界を目指していく」と力強く宣言した。(運動部・新崎哲史)

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