「戦争反対」強く訴え 平和運動団体や政党 茨城・水戸

戦争反対を掲げ平和を呼びかける県内の平和運動団体と政党関係者ら=水戸市宮町

茨城県内の平和運動団体や政党の地方組織が24日、同県水戸市宮町のJR水戸駅南口のペデストリアンデッキで、戦争や改憲の反対などを呼びかける「12.24平和を求める総がかり行動」を実施した。参加した関係者約120人がチラシを配るとともに、各団体の代表者約10人がリレートークを行い、戦争のない平和の大切さなどを通行人に訴えた。

参加したのは、茨城平和擁護県民会議や県平和委員会など県内の平和運動7団体と、立民、社民、共産、新社会の4党の地方組織。イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの攻撃など、国際情勢の悪化を受けて開いた。

リレートークで各団体の代表者らは、ガザ地区の被害者の多くは女性や子どもが占める状況などに触れながら、「一日でも早くこの戦争を終わらせなければいけない」「世界中に殺していい命はない」などと力を込めた。

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