J3を戦う大宮、今夏加入の元ポーランド代表FWシュヴィルツォクが来季も残留「沢山のゴールをお見せできるように」

シーズン途中にケガで離脱したシュヴィルツォク[写真:©︎J.LEAGUE]

大宮アルディージャは25日、元ポーランド代表FWシュヴィルツォク(31)との契約更新を発表した。

シュヴィルツォクは、ポーランドのポロニア・ビトムで2011年7月にキャリアをスタート。2012年1月にはドイツのカイザースラウテルンへと完全移籍したが、2012年7月にレンタル移籍でポーランドのピアスト・グリヴィツェへレンタル移籍を経験。その後、カイザースラウテルンに戻ると、ザヴィシャ・ブィドゴシュチュ、グールニク・ウェンチナ、GKSティヒ、ザグウェンビェ・ルビンとポーランド国内を転々とすると、ブルガリアのルドゴレツへと完全移籍。再び、ピアスト・グリヴィツェへ完全移籍し、2021年7月に名古屋グランパスへ完全移籍で加入した。

名古屋では、2021シーズンの明治安田生命J1リーグで14試合7得点、YBCルヴァンカップで3試合1得点、天皇杯で2試合1得点、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で2試合3得点を記録。2022シーズンはエースとしての働きが期待された中、2021年12月10日にアジアサッカー連盟(AFC)の規律・倫理委員会にて、ドーピング違反疑惑が指摘され活動停止となったが、その後に処分が撤回されていた。

今季低迷する大宮を救うために夏に加入。しかし、9月30日に行われた大分トリニータ戦で右ヒザ外側側副じん帯損傷の重傷を負い、ポーランドへと帰国。J2で10試合3得点に終わっていた。

J3を戦う来季も大宮でプレーするシュヴィルツォクはクラブを通じてコメントしている。

「ファン・サポーターの皆さま、いつも支えてくださりありがとうございます。2024シーズン、大宮アルディージャでプレーさせていただきます! 怪我を乗り越え、更に強くなってピッチに戻ります。沢山のゴールをお見せできるように、大宮アルディージャの為に全力で戦います! Merry Xmas.KUBA10」

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