【Tリーグ】田中佑汰が張本智和に劇的勝利 首位・琉球に勝利で金沢ポート5位浮上

<卓球・ノジマTリーグ2023‐2024シーズン 日程:12月24日 場所:沖縄アリーナ>

田中佑汰が、金沢ポートに6試合ぶりの嬉しい勝利を呼び込んだ。

12月24日、ノジマTリーグ2023-2024シーズンは、首位の琉球アスティーダと、6位の金沢ポートが対戦、第2マッチの田中佑汰(金沢ポート)が張本智和琉球アスティーダ)に勝利するなど勢いに乗り、マッチカウント3−1で金沢ポートが勝利した。

写真:勝利後の金沢ポートメンバー/提供:金沢ポート

田中が張本にゲームオールデュースで勝利

金沢ポートは、前日の岡山リベッツ戦で初勝利を上げた、チェンジンチー・リャオチェンティンのペアが、第1マッチを落とす嫌な流れで始まる。

しかし、第2マッチに登場した田中佑汰(金沢ポート)が、琉球の絶対的エース・張本智和(琉球アスティーダ)に食らいつく。

昨季・今季と、ここまでTリーグではビクトリーマッチ以外負けなしの張本に対して、田中が得意のバックハンドを広角度に打ち分け、ラリーの主導権を握る。両者一歩も譲らず迎えた最終5ゲーム、田中がマッチポイントを握るたびに張本が追いつく展開を、最後は田中のバックストレートで張本を振り切って、13-11で激戦をものにした。

写真:田中佑汰(金沢ポート)/撮影:Ryukyu Asteeda/T.LEAGUE/AFLO

元中国代表・チェンジンチーはシングルス連勝

第3マッチに出場したチェンジンチー(金沢ポート)も、濵田一輝(琉球アスティーダ)にフルゲーム勝利。前日の岡山リベッツ戦でのハオシュアイ戦に続き、シングルス2連勝となった。

第4マッチを金沢ポートのキャプテン・松平健太がストレート勝利で締めて、金沢ポートがマッチカウント3-1で首位・琉球アスティーダに勝利、金沢ポートは5位に浮上した。

金沢ポートは次戦、1月13日、14日の小松市総合体育館でのホームマッチにプレーオフ進出の望みを繋げた。

「ライブ配信無し」直前のリーグ発表に不満続出

23日・24日は、張本が出場する待望の沖縄アリーナでの試合であるも関わらず、回線事情によりライブ配信がないことが当日23日にTリーグから発表されると、ファンたちから失望や改善を求める声がSNSで続出した。

Tリーグ公式の投稿

12月23日開催の「琉球アスティーダ vs T.T彩たま」、及び、12月24日開催「琉球アスティーダ vs 金沢ポート」の映像配信は、回線事情により、ライブ放送の実施が困難となり、全てVOD配信での配信となります。楽しみにされていたファンの皆様に、ご迷惑をおかけいたしますことをお詫びいたします。

— 卓球のTリーグ (@TLEAGUE_PR) December 23, 2023

シーズンも終盤に差し掛かり、一戦ずつの注目度が高まるTリーグ。ライブスコアリングでの応援をするにもTリーグ公式サイトが頻繁に落ちるなど、今後のTリーグ運営に、ファン視点での早急な改善が求められている。

試合結果

琉球アスティーダ 1-3 金沢ポート〇

吉村真晴/濵田一輝 2-0 チェン ジンチー/リャオ チェンティン

張本智和 2-3 田中佑汰〇

濵田一輝 2-3 チェン ジンチー〇

ジョ シンコウ 0-3 松平健太〇

ノジマTリーグ2023‐2024シーズン男子順位(12月24日時点)

1位:琉球アスティーダ(勝ち点35/11勝4敗)
2位:木下マイスター東京(勝ち点35/10勝4敗)
3位:岡山リベッツ(勝ち点28/8勝6敗)
4位:静岡ジェード(勝ち点21/6勝9敗)
5位:金沢ポート(勝ち点16/4勝10敗)
6位:T.T彩たま(勝ち点14/4勝10敗)

12月24日 金沢ポートvs琉球アスティーダ戦ハイライト動画はこちら

これが金沢ポートの田中佑汰です 田中佑汰vs張本智和|12月24日(日)金沢ポートvs琉球アスティーダ2番シングルス

程靖淇(チェンジンチー)/廖振珽(リャオチェンティン)vs吉村真晴/濵田一輝|12月24日(日)金沢ポートvs琉球アスティーダ1番ダブルス

文:ラリーズ編集部

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