ワールドトラベルシステム、会長と社長交代 来年1月1日付け

楽天グループの連結子会社で、旅行会社向けのホールセールを手掛けるワールドトラベルシステムは、2024年1月1日付けの役員人事を決議した。

代表取締役会長に安田博祐氏、代表取締役社長に永冨文彦氏がそれぞれ就任する。ディマント・タッカー代表取締役社長と幅屋太取締役会長は退任する。

安田氏は、旭硝子(現AGC株式会社)を経て、2008年に現在の楽天グループに入社。複数事業の要職を経て、楽天トラベルが取り扱うパッケージ商品「楽パック」などを展開する国内トランスポート事業部のジェネラルマネージャー、楽天ANAトラベルオンラインの代表取締役を歴任。2020年よりレンタカーや高速バス予約を取り扱うモビリティ事業部のジェネラルマネージャー、ホテルパートナーシップ推進部のジェネラルマネージャーを務めている。

永冨氏は、京セラを経て、2010年に現在の楽天グループに入社。旅行予約サービス「楽天トラベル」で京阪神エリアを中心に宿泊施設向け営業コンサルティング業務に従事。その後要職を歴任し、2017年よりホテル・旅館コンサルティング部ジェネラルマネージャーを務めている。

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