J1初昇格の町田が鹿島の元日本代表DF昌子源を完全移籍で獲得「勝利に貢献したい、楽しくサッカーをしたい」

町田に完全移籍する昌子源[写真:©超ワールドサッカー]

FC町田ゼルビアは25日、鹿島アントラーズの元日本代表DF昌子源(31)が完全移籍で加入することを発表した。

昌子はガンバ大阪のジュニアユース出身で、米子北高校から2012年に鹿島に加入。2019年にトゥールーズへと完全移籍すると、2020年にG大阪に復帰。2023年に鹿島に復帰していた。

復帰した今季は明治安田生命J1リーグで21試合に出場。YBCルヴァンカップで4試合、天皇杯で2試合に出場していた。

鹿島では通算

来季からJ1に昇格する町田へ移籍する昌子はクラブを通じてコメントしている。

◆FC町田ゼルビア
「まず、自分を必要としてくれたFC町田ゼルビアに心から感謝しています。チームの中ではベテランの部類に入るので、これまでの経験を伝え、選手たちの先頭に立つ役割を果たすとともに、何よりピッチ上のプレーで勝利に貢献したいと強く思っています」

「クラブにとって初めてのJ1の舞台で、町田に関わる皆さんの期待に応えられるよう、自分が持っているすべての力を注ぎます」

◆鹿島アントラーズ
「アントラーズに復帰してからのこの1年、プレーでチームに貢献できていない悔しさと歯がゆさを抱えながら、アントラーズの伝統を知る自分がすべきことと向き合ってきました。その時間を含め、僕はアントラーズでプロサッカー選手としてのすべてを学び、ここまで成長することができたと思っています。ただ、自分の年齢、この先のキャリアを考えても、試合に出て勝利に貢献したい、楽しくサッカーをしたいという思いは日に日に強くなり、それが移籍の決断につながりました」

「アントラーズでは数多くの優勝の喜びを体感してきた一方で、タイトルを逃す悔しさもたくさん味わってきました。その過程にはいつも、サポーターの皆さんの姿がありました。アントラーズを離れても、僕にとって特別なクラブであることに変わりはありません。アントラーズに関わるすべての皆さん、9年間、本当にありがとうございました」

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