川崎FがG大阪のゲームメーカー、MF山本悠樹を完全移籍で獲得…ガンバに感謝「毎日が財産でした」

G大阪では4シーズンプレーした山本悠樹[写真:©超ワールドサッカー]

川崎フロンターレは25日、ガンバ大阪のMF山本悠樹(26)を完全移籍で獲得したことを発表した。

山本は滋賀県出身で、草津東高校から関西学院大学へと進学。2020年にG大阪に加入した。

プロとして4シーズンを過ごした山本は、1年目に明治安田生命J1リーグで27試合2得点を記録。その後も出番をもらい、今シーズンは低迷するチームの中盤を支え、J1で26試合、YBCルヴァンカップで6試合、天皇杯で1試合に出場していた。

G大阪ではJ1通算97試合3得点、リーグカップ通算15試合1得点、天皇杯通算11試合2得点、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)通算3試合に出場していた。

山本は両クラブを通じてコメントしている。

◆川崎フロンターレ
「この度ガンバ大阪から加入することになりました、山本悠樹です。川崎フロンターレの一員になれること、心からうれしく思います。タイトルを獲るため、覚悟を持って移籍してきました」

「少しでも早くチームに貢献できるよう、日々努力します。川崎フロンターレに関わるすべての皆様、よろしくお願いします」

◆ガンバ大阪
「この度、川崎フロンターレに完全移籍することになりました。同世代が世界で活躍する現実があり、サッカー選手という短いキャリアの中で"より高みを目指したい、自分自身を変えないといけない"という思いから、今回の決断に至りました」

「ガンバ大阪の一員になって4年、このクラブで過ごした日々は本当に毎日が財産でした。様々な選手や監督とプレーできたこと、苦しい時期も楽しい時期も経験できたこと。一つ一つが自分を成長させてくれたと思います」

「そして何より、厳しくも温かくサポートして頂いたこと、共に戦えたことを誇りに思います。満員のパナソニックスタジアム吹田を忘れることはありません。サッカー選手になって幸せだと思える瞬間が、このクラブでたくさんありました」

「より成長した姿に、日本を代表できる選手になれるようこれからも頑張ります。ガンバ大阪に関わる全ての皆様へ、感謝しかありません。4年間本当にありがとうございました」

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