冬空彩る光の世界 唐津駅周辺でイルミネーション点灯 海と白波を表現

今年は唐津市ふるさと会館アルピノ周辺もライトアップされている=唐津市新興町

 唐津市のJR唐津駅周辺で、恒例のイルミネーションが点灯されている。今年は市ふるさと会館アルピノ周辺の明かりも加わり、北口、南口で約7万個の電球が道行く人の目を楽しませている。

 南口は事業者でつくる「唐津駅南振興会」(瀬戸伸雄会長)がLED電球5万球程度を設置し、1日から唐津市の観光資源・海と白波をイメージした青と白の光が輝きを放っている。

 北口はボランティア団体「羊申会」(馬渡雅敏代表世話人)が設置した北口広場一帯約1万6千球に、アルピノ周辺の約5千球が加わった。15日に点灯式があり、多くの家族連れが点灯の瞬間を見守った。

 アルピノを指定管理するメリーランド(武雄市)の山内茂樹社長は「地域貢献の思いも込めている。光を見て前向きな気持ちになってもらえたら」と話した。ライトアップは、南口、北口ともに来年2月15日まで。(松岡蒼大)

イルミネーションで彩られた唐津駅南口=唐津市新興町

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