【卓球メディアRallys】「今年最も読まれた記事」ランキングTOP5 あの歴史的一戦が堂々の1位に

今年は、WTTやパリ五輪代表国内選考会など、コロナ前と同じぐらい数多くの大会が開催され、さまざまなニュースが卓球界を賑わした。そこで今回は、2023年1月1日~12月22日までにRallysで配信した記事の中から、最も読まれた記事を1位~5位までランキング形式で紹介する。

5位:「ハンパない!!」元卓球日本代表・水谷隼さんからの“異例の差し入れ”が話題に(2023/4/8)

写真:水谷隼さん/撮影:伊藤圭

5位には、東京五輪金メダリストで元日本代表の水谷隼さんのニュースがランクインした。

水谷さんは、4月に放送されたTBSの番組「オールスター感謝祭2023春」に出演。その際に、発売されたばかりの自身がプロデュースした初心者向けラケット『水谷隼メジャー』を“差し入れ”した。

この特別な差し入れには、番組の出演者も多数SNSで反応しており、各方面で大きな話題となった。

4位:孫穎莎陳夢、伊藤美誠らが名古屋城観光を満喫 早田ひなは着ぐるみ姿も披露(2023/12/15)

写真:WTT女子ファイナルズ名古屋の出場者/提供:WTT

4位には、先日開催されたWTT女子ファイナルズ名古屋のニュースがランクインした。

日本初のWTT大会となった同大会では、大会前日にシングルス全出場者で名古屋城を観光した。日本から出場した張本美和(木下アカデミー)、早田ひな(日本生命)、伊藤美誠(スターツ)はもちろん、孫頴莎(スンイーシャ・中国)、陳夢(チェンムン・中国)、申裕斌(シンユビン・韓国)など、世界トップの選手も参加。

プレー中の真剣な表情とは打って変わって、各々がリラックスした表情で観光を楽しんでいる様子は、多くの卓球ファンから絶賛のコメントが寄せられていた。

3位:世界ランク1位・2位・5位の中国選手が相次いで敗退 早田ひなは日本人対決制す(2023/11/2)

写真:李尚洙(イサンス・韓国)/提供:WTT

3位には、11月に開催されたWTTチャンピオンズフランクフルトの記事がランクインした。

同大会では、陳夢(当時世界ランキング2位)、梁靖崑(リャンジンクン・中国・当時世界ランキング5位)など、世界ランキング1桁台の中国人選手が相次いで敗退するなど、番狂わせの多い大会となった。

中でも、男子シングルス2回戦で、世界ランキング27位(当時)の李尚洙(イサンス・韓国)が同1位(当時)の樊振東(ファンジェンドン・中国)を撃破したことは、非常にセンセーショナルな出来事であった。

また、同大会の決勝で、林昀儒(リンユンジュ・チャイニーズタイペイ)が馬龍(マロン・中国)を下して優勝を飾ったことも、大きな話題となった。

2位:16歳・松島輝空が中国越え 世界ランク2位はまさかの初戦敗退(2023/11/10)

写真:松島輝空(木下アカデミー)/提供:WTT

3位には、11月のWTTコンテンダー太原の記事がランクインした。

同大会では、日本代表の戸上隼輔(明治大)が決勝で梁靖崑と壮絶な戦いを繰り広げたことでも注目を集めたが、今シーズンの国際大会で目覚ましい活躍を見せた松島輝空(木下アカデミー)が、世界ランキング22位(当時)の実力者・周启豪(ジョウチーホウ・中国)に勝利したことも、日本の卓球ファンにとっては嬉しいニュースとなった。

WTTコンテンダーリオデジャネイロでの準優勝を皮切りに、WTTコンテンダーアンタルヤ、WTTコンテンダーマスカットの両大会でベスト8に入るなど、シニアの大会で着実に結果を残した松島。来シーズンの国際大会での活躍も、大いに期待したい。

1位:平野美宇、世界ランク1位の中国選手を撃破 今季国際大会初V(2023/7/2)

写真:平野美宇(木下グループ)/提供:WTT

1位に輝いたのは、やはりこの記事。7月のWTTコンテンダーザグレブ女子シングルス決勝、平野美宇vs孫頴莎の一戦だ。

同大会で、平野は陳熠(チェンイー)、蒯曼(クアイマン)といった中国の若手選手を連破して勝ち上がってきていたものの、まさか世界女王の孫頴莎から勝利を収めるなど、予想できた者は少なかっただろう。

長らく国際大会での不振が続いていた平野だったが、この一戦で、自身の名を再び世界に轟かした。

文:ラリーズ編集部

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