G大阪が鳥栖生え抜きのDF中野伸哉を完全移籍で獲得、今季途中に期限付き移籍で加入「どんな形であれサガン鳥栖に必ず恩返し」

G大阪に完全移籍した中野伸哉[写真:©︎J.LEAGUE]

ガンバ大阪は25日、サガン鳥栖から期限付き移籍で加入していたDF中野伸哉(20)が完全移籍で加入することを発表した。

中野は鳥栖のアカデミー育ちで、ユース時代の2020年に16歳でJ1デビューの逸材左サイドバック。世代別の日本代表にも定期的に呼ばれ、パリ・オリンピック出場も期待される。

鳥栖ではJ1通算71試合に出場し1得点、リーグカップで12試合、天皇杯で6試合に出場。今シーズンのG大阪ではJ1で6試合の出場に終わった。

中野は両クラブを通じてコメントしている。

◆ガンバ大阪
「この度、ガンバ大阪に完全移籍で加入することになりました。昨シーズンはチームの勝利に貢献できず悔しい思いをしたのでもっと努力をしてチームにとって必要となる選手になれるように頑張り、ガンバ大阪の勝利に貢献できるように戦います!応援よろしくお願いします!」

◆サガン鳥栖
「この度、ガンバ大阪に完全移籍することを決断しました。サガン鳥栖で活躍したいと小さい頃から思っていて、U-15からサガン鳥栖に入団し、多くのことを経験させてもらいました。U-15、U-18では全国大会優勝や日本代表選出、本当に数えきれないほどのことを学び成長することができました」

「トップに上がっても試合に出てたくさんのことを経験しました。決して思い通りにいくことばかりではなくて試合に出られない時期などは苦しかったですが、そんな時でも支えてくれた家族、チームメイト、監督、スタッフ、そしてサポーターの皆様には本当に感謝しかありません」

「サガン鳥栖から海外に行くと言っていたのですが、それが叶わず恩返しができないことがとても悔しいです。これからガンバ大阪で活躍し海外に行って、どんな形であれサガン鳥栖に必ず恩返しできるように頑張っていきます」

「別のチームになりますが、僕はサガン鳥栖というクラブが変わらずに大好きですし、少しでも気にかけてくれたら嬉しいです。またスタジアムで皆さんに会えるのを楽しみにしています。本当にありがとうございました!」

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