全国高校駅伝 青森山田が女子8位入賞、ドゥータ(2年)区間2位 男子は18位

 全国高校駅伝は24日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着とするコースで行われた。青森山田が男女とも青森県代表で出場し、女子(5区間21.0975キロ)が8位に入賞。男子(7区間42.195キロ)は18位だった。男子は佐久長聖(長野)が2時間1分0秒の大会新で6年ぶり3度目の優勝。女子は神村学園(鹿児島)が1時間7分28秒で5年ぶり2度目の頂点に立った。

 女子の青森山田は1区・鈴木維莉(3年)が20位と粘り、2区・中美姫咲(2年)が19位、3区・對馬万歩(同)が17位に順位を上げた。4区・野呂あかり(1年)は区間9位の力走。15位でたすきを受けた5区のルーシー・ドゥータ(2年)が区間2位の走りで総合8位に入った。

 男子の青森山田は、2区を終えて25位と出遅れたが、3区のジェームス・カルリ(1年)が12人抜きで13位まで押し上げた。5区・村澤大雅(2年)は区間7位と奮闘。6、7区では順位を上げられず、総合18位でゴールした。

 男子の佐久長聖は3区でトップに立つと、危なげなく逃げ切った。女子の神村学園はアンカーのカロラインが仙台育英(宮城)をゴール直前で逆転した。女子は第35回の記念大会として58校が出場した。

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