安倍派“トップ”塩谷立衆院議員を任意聴取 自民党パーティー券“裏金”問題めぐり 東京地検特捜部

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐり、安倍派などの事務所が家宅捜索を受けた事件で、安倍派のトップを務める塩谷立座長が12月24日までに、東京地検特捜部から任意の事情聴取を受けていたことがわかりました。

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自民党・安倍派をめぐっては、複数の議員が派閥の政治資金パーティーのパーティ券の販売ノルマを超えた分を収支報告書に記載せず、裏金としていた疑いがあります。

この問題をめぐり、東京地検特捜部は安倍派の座長を務め、キックバックを収支報告書に記載していなかったとされる塩谷議員に任意の事情聴取を行ったということです。塩谷議員のほか、安倍派で事務総長を務めた経験のある松野博一前官房長官などほかの幹部3人も任意で事情聴取を受けました。

今回の事情聴取について、浜松市中区の塩谷議員の事務所は、コメントしないとしています。塩谷議員らは収支報告書への不記載について、派閥の幹部としてどう認識していたか確認されたものとみられます。

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