2024年度の殿堂入り候補選手たちが在籍していた「意外なチーム」

メジャーを代表する名選手は特定のチームと結びついていることが多い。たとえば、ベーブ・ルースといえばヤンキース、ケン・グリフィーJr.といえばマリナーズといった感じだ。ルースをブレーブス(現役最終年の1935年に在籍)の選手と考える人はいないだろうし、グリフィーJr.をホワイトソックス(2008年に在籍)の選手と考える人もいないだろう。MLB公式サイトのブライアン・マーフィー記者は、2024年度の殿堂入り候補者のなかで「意外なチーム」に在籍していた選手を特集している。

21年間のメジャー生活で通算247勝を挙げたバートロ・コロンは11チームに在籍した。インディアンス(現ガーディアンズ)の6シーズンが最も長く、エンゼルスにも4シーズン、メッツにも3シーズン在籍したが、1シーズンのみ在籍したチームが6つもある。マーフィー記者は、そのなかからブレーブスを「意外なチーム」として選出。コロンは2017年(44歳のシーズン)にブレーブスの一員として開幕を迎えたが、2勝8敗、防御率8.14と大不振。7月上旬には解雇された。

ロッキーズとカージナルスで活躍した印象が強いマット・ホリデイは2009年にアスレチックスでプレーした。2008年11月にカルロス・ゴンザレス、グレッグ・スミス、ヒューストン・ストリートとのトレードでロッキーズからアスレチックスへ。93試合で打率.286、11本塁打、54打点、OPS.831とやや物足りない成績に終わると、2009年7月にはクレイトン・モーテンセン、シェーン・ピーターソン、ブレット・ウォレスとのトレードでカージナルスへ放出され、その後はカージナルスの中心選出して活躍した。

マーフィー記者はほかに、ボビー・アブレイユ(アストロズ)、ホセ・バティースタ(レイズ)、カルロス・ベルトラン(ジャイアンツ)、マーク・バーリー(マーリンズ)、エイドリアン・ゴンザレス(レンジャーズ)、アンドリュー・ジョーンズ(レンジャーズ)、ブランドン・フィリップス(エンゼルス)、ホセ・レイエス(ロッキーズ)、フランシスコ・ロドリゲス(オリオールズ)、ジミー・ロリンズ(ホワイトソックス)、ビリー・ワグナー(レッドソックス)、ゲーリー・シェフィールド(メッツ)を選出している。

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