ブレンダ・リー、65年を経て初の全米1位に輝いたクリスマス曲の成功について語る

Brenda Lee - Photo: Jason Kempin/Getty Images for the Country Music Hall of Fame and Museum

ブレンダ・リー(Brenda Lee)がPeople誌の独占インタビューに応じ、今年、発売から65年を経て初の全米1位に輝いた自身のホリデイ・ヒット「Rockin’ Around the Christmas Tree」の成功について語った。

<YouTube: Brenda Lee - Rockin' Around The Christmas Tree (Official Music Video)>

このインタビューの中でブレンダ・リーは、同曲の1位獲得のニュースを聞いた時の心境についてこう明かしている。

「現実とは思えなかった。今でも信じられないんです。偉大な人が書いた素晴らしい曲だとわかっていても、こんなにも長い歳月を経て1位を獲得したなんて夢のようね」

ブレンダは、今年初めて制作された同曲のミュージック・ビデオについても、このビデオにカメオ出演しているカントリー・スターのタニヤ・タッカーとトリーシャ・イヤウッドとの関係について触れながら次のように語っている。

「彼女たちは私の親友なのよ。2人にお願いして、“さあ、カメラを回すわよ。みんな、やりたいことをやって!”って。台本も演出もなかったけれど、良い感じに仕上がったと思っているわ」

彼女はまた、もう一人のカントリー界のレジェンド、ドリー・パートンとの関係についても語っている。

「ドリーと私は、よく話をするのよ。彼女は素晴らしい人。私たちは17歳か18歳の頃からお互いのことを知っているから、すごく昔の話もしてね。彼女の夫と私の夫は同じ学校に通った同級生でもあるの。良い関係ね」

彼女はこのインタビューの中で、最近乗った飛行機の中でのエピソードも披露している。

「あのフライトは乱気流が多くて、みんな本当に脅えていたの。すると誰かから“ブレンダ、立ち上がって“Rockin’”を歌って!”って言われて、考える前に、私は立ち上がって歌っていたのよ。飛行機は好きではないけれど、あの時は楽しかったわ」

最後に彼女は 「Rockin’ Around the Christmas Tree」の長きにわたる成功について語った。

「素晴らしい曲だとわかっていたし、この曲を歌えたことは嬉しかったけれど、まさかこれが私の代表曲になるとは思ってもみなかったわ。本当にね」

Written By Will Schube

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