あなたは真似しない方がいい、旅慣れていない人に見える特徴4つ【旅の裏技】

【2023年12月25日更新】いかにもツーリストっぽく見えると、スリや詐欺のカモにされるなど、よいことはありません。また、地元の人とは別料金を請求するレストランも海外には存在します。せっかく待ちに待った海外旅行なのに、損な目に遭ったり、ぞんざいな扱いを受けるのは悔しい! ツーリストっぽく見える人の特徴を挙げながら、旅慣れている人に見せるためのポイントも合わせてお伝えします。

カフェで無防備な人

日本国内だと、スマートフォンや財布をテーブルに置きながら、カフェでお茶をしている人も珍しくありません。でも、海外でこれは絶対NG! 読書や話に夢中になっている間に、貴重品が消えていたなんてことも。習慣はなかなか直らないとは思いますが、海外では気を引き締めて!

旅先でも東京と同じ格好してる人

旅行中もオシャレを楽しみたいですよね。でも、東京でのオシャレを海外でも・・・ということになると、かなり浮いた存在に。

市内観光やちょっとした外出の際は、Tシャツにジーンズなど動きやすい服装を。足元はフラットシューズやスニーカーがいいですね。アクセントにスカーフなどを取り入れれば、シンプルでもこなれ感を演出できます。逆にドレスコードのあるバーやレストランなどに出かける際は、思いっきりオシャレを楽しみましょう。常にオシャレをするのではなく、TPOをわきまえることが一番のポイントです。

特に治安の良くない国では、オシャレな服装をしていることで狙われる(※お金を持っている人に見られる)ケースもあるので気をつけましょう。

日傘をさしている人

夏の日差しは強いので、UV対策も入念に・・・。そんな思いから、UVカットの日傘はマストアイテムという人も多いのではないでしょうか。東南アジアでは日傘(パラソル)をさしている人もたまに見かけるのですが、欧米で日傘をさしながら歩いていると、二度見されることも。

欧米には「日焼け=クール」と思われている背景があるので、焼きたくない日本人の気持ちが分からないことが原因と言えそうです。日焼け対策としては、サングラスが一般的です。

ツーリストっぽく見られるかもしれないけれど、やっぱり焼きたくない・・・という筆者のように頑固な人は、自己主張の少ない日傘にしてみてはいかがでしょう。

旅慣れた人にみせるポイント、最後のひとつは体験談とともにご紹介しましょう。

その国の言葉を交えず、英語か日本語で通そうとする人

例えばフランスやスペインなど、英語圏ではない国に出かけた場合。カフェやレストランなど、英語で通そうとしていませんか? フランス語圏なら「ボンジュール/ボンソワール(こんにちは/こんばんは)」「セ・トレボン(おいしいです)」、スペイン語圏なら「オラ/ブエノス・タルデス(こんにちは/こんばんは)」「セルベッサ(ビール)」など、少しでも現地の言葉を交えながら話すと、相手はツーリストと思いつつも心を開いてくれるケースが多いように感じます。

ツーリストには冷たいと言われるパリのレストランでのこと。エッフェル塔近くのレストランを予約したところ、外国人ばかり! はじめウェイターの態度はそっけなかったのですが、英語からフランス語に切り替えたところ、ほかのテーブルよりもずっと丁重なサービスを受けることができました。もちろん、本来はお客を平等に扱うべきなのですが・・・。

ツーリストや旅慣れていないと分かると、高いメニューをすすめられたりすることもあります。挨拶や断り方など、役立ちそうなフレーズを10コぐらいはメモしておくと安心。きっと役に立つことでしょう。

では、旅慣れている人っぽく見せるには、どうすべき? 答えはカンタン! その土地の雰囲気に溶け込むよう心がけること。そのためにも、旅先の雰囲気をあらかじめリサーチしておくとよいですね。

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