ビヨンセ、ブラジルでの映画『Renaissance』プレミアにサプライズ登場

現地時間12月21日、ビヨンセが、自身のコンサート・ドキュメンタリー映画『Renaissance』の海外プレミアを祝うため、10年ぶりにブラジルを訪ねた。

ビヨンセは数日前、インスタグラムで『Renaissance: A Film by Beyoncé』が12月21日にブラジルを含む15か国で追加で上映開始になると発表した。「私のウェブサイトを壊す必要はなかったです。でも、ルネッサンスは終わっていないって言ったでしょう?」と彼女はナレーションで話した。

この映画の世界公開を記念して、米パークウッド・エンターテインメントとブラジルのTV Globoは、共同スポンサーとしてブラジル・バイーア州のサルヴァドールでイベントを開催した。ファンが撮影した映像には【ルネッサンス・ワールド・ツアー】のステージのレプリカと思われるものや、クラブ・ルネッサンス限定のグッズが映っている。

ビヨンセは、『ルネッサンス』のジャケット写真に登場し、ファンからレネーという愛称がつけられたディスコ・ホースがプライベート・ジェット機から顔を出しているというかわいらしいミームで、ブラジルへの到着を知らせた。これによりビヨンセは10年ぶりにブラジルに公式に姿を現すこととなり、ファンを驚かせた。彼女が最後にこの国を訪れたのは、2013年のワールド・ツアー【ミセス・カーター・ショー】のときだった。

ファンが撮影した映像には、会場に着くと、明らかに感極まっているビヨンセが「【ルネッサンス・ワールド・ツアー】で来られませんでしたけど、映画“Renaissance”を皆さんにプレゼントできてとても嬉しいです……あなたたちがルネッサンスなんです!」と語っている姿が捉えられている。

「私はあなたたちをとても愛していますから、ここに来ました。ここに来られてここにいることはとても重要なことです。長い間、応援してくれてありがとうございます。あなたたちのような人はほかにいません。あなたたちは唯一無二の存在で、No.1の存在です!」とビヨンセは続けた。

ビヨンセは目を奪われるようなシルバーのフード付きガウン姿で登場した直後、自身のインスタグラムで、プライベート・ジェット機の中でピースサインをしている写真や、ブラジル国旗を掲げている写真や、観客を魅了する写真などを公開した。

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