長野が福島DF田中康介を獲得!今季J3で37試合に出場「ワクワクが止まりません」

長野がDF田中康介の獲得を発表[写真:©︎J.LEAGUE]

AC長野パルセイロは25日、福島ユナイテッドFCに所属するDF田中康介(24)の完全移籍加入を発表した。

奈良県出身の田中は京都サンガF.C.の下部組織出身。トップチーム昇格とはならず立命館大学を経て、2021年に福島入りを果たした。

福島では初年度から出場機会を確保し、以降は主力としてプレー。今シーズンも明治安田生命J3リーグで37試合に出場し、チームに大きく貢献した。

3シーズンを過ごした福島を離れる決断を下した田中は、両クラブを通じてコメントしている。

◆AC長野パルセイロ
「AC長野パルセイロに関わる皆さん、初めまして!来季から加入することになりました、田中康介です。このクラブでプレー出来ることを嬉しく思いますし、あの素晴らしいスタジアムをホームとして、皆さんの大声援を聞きながらプレー出来ると思うとワクワクが止まりません」

「このチームでJ3優勝、J2昇格を成し遂げられるよう、自分の持ち味を最大限発揮します。共に闘いましょう」

◆福島ユナイテッドFC
「福島ユナイテッドFCに関わる全てのみなさま、3年間、素晴らしい時間を共に過ごさせていただきありがとうございました。僕が初めて福島に来た日、到着する直前、目の前に大きな虹が架かっていました。虹は色々な意味をもっていて、幸運のきざし、約束のしるしなどがあるそうです。僕は、神様がここでの経験を素晴らしいものにしてくれると約束してくれたのだと思いました。そして、その約束を果たしてくれました」

「いつもがんばれと応援しサポートしてくださるスポンサーさま、頼もしいチームメートやスタッフ、あたたかく優しいファン、サポーターのみなさまに出会うことができました。そして、たくさんの苦しい練習を乗り越え、敗北から学び、勝利し喜びを共にすることを何度も繰り返してきました。その一つひとつの出会い、経験が今の僕を成長させてくれました」

「欲を言えば、もっと勝ちたかった、もっと喜び合いたかった。後悔もいっぱいあります。一つのパスやシュート、失点、考えだせばきりがありません。でも、人生ってそういうものだと思います。自分の一度きりの人生、一つの選択を正解にできるかどうかは自分次第です。この選択にワクワクしたし、チャレンジしたい、成長したいという思いが生まれました。だから覚悟を持って移籍します」

「僕は、福島ユナイテッドFCが大好きです。僕にとって特別なクラブです。それは、これまでも、これからも変わりません。次会うときは、お互い成長した姿を見せられるようにがんばりましょう。3年間、本当にありがとうございました」

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