県教委学習サイト キャラ愛称決定 邑久小6年、通堂さんが考案

愛称を考案したキャラクターのオブジェと並ぶ通堂さん。左がクワシーノ博士、右がシラベーノ君

 岡山県教委が学習用動画サイト「おかやま まなびとサーチ」の利用促進に向け、県内の小中学生から募っていた案内役キャラクターの愛称が決まり、25日、考案した瀬戸内市立邑久小6年通堂珠希さん(12)を表彰した。

 キャラクターは博士ロボットと子どもロボットで、通堂さんはそれぞれ「クワシーノ博士」「シラベーノ君」と名付けた。「サイトを使う人に、動画で詳しく知ったことをもっと調べたいと感じてもらえたら、と考えた」(通堂さん)のが理由という。

 県庁で同日、表彰式があり、鍵本芳明教育長が通堂さんに表彰状とキャラをかたどったトロフィーを贈った。通堂さんをはじめ計490件の応募があり、次点の優秀賞4人も表彰された。

 まなびとサーチは新型コロナウイルス禍で減少した体験学習の機会を補うため2021年度に開設。現在は科学や文化、スポーツなどに関する計362本の動画を集めている。

 優秀賞は次の皆さん(敬称略、数字は学年)。

 木村皆斗(玉野・荘内小5)国分成珠(岡山・高島中2)谷村匠(岡山・市操山中2)山下慎翔(倉敷・万寿東小4)

鍵本教育長(手前)から表彰状を受け取る通堂さん

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