日本野球機構とコナミデジタルエンタテインメントは、「eBASEBALLプロスピAリーグ」2023シーズンの最終戦「e日本シリーズ」について、福岡ソフトバンクホークスが中日ドラゴンズを下して2年連続の日本一に輝いたと発表した。
開幕戦以来の有観客試合として、東京ドームシティプリズムホールにて開催されたe日本シリーズ(3勝先取の5試合制)は、セ・リーグをシーズン3位からeクライマックスシリーズを下剋上で勝ち上がった中日と、パ・リーグチャンピオンのソフトバンクによる対戦となった。
試合は持ち前の粘り強さで互角の戦いを見せていた中日だったが、最後はソフトバンクが地力を発揮したことで、3勝1敗で2年連続の日本一を決めている。
ソフトバンクのキャプテン・前野拓光選手は、「森福スピリーグ監督含めて4人で“日本一連覇”を掲げてずっとやってきて、実現できて本当にうれしいです」と喜びのコメント。
メンバーにはチームタイトル報酬としてeペナントレース、e日本シリーズ合わせて45万円、球団には「球団ファン応援感謝企画」費用として100万円が贈呈された。
また、MVPにはeペナントレースからeクライマックスシリーズまで全勝で圧倒的な強さを発揮し、日本一に貢献したソフトバンクの根岸大晟選手が輝いている。
これを受けて、根岸選手は「いつもチームメイトと森福スピリーグ監督に声をかけてもらい、自分がプレイしやすい環境を作ってもらったと思っています。本当に感謝しかないです」と語っている。
なお、e日本シリーズ前には、スペシャルサポーターを務める乃木坂野球部の久保史緒里さん、向井葉月さん、黒見明香さん、柴田柚菜さんの4名が「プロスピA」の「エキシビションマッチ」を開催した。総当たり形式で行われ、黒見さんが3戦全勝という結果に。その後の「特別エキシビションマッチ」では、黒見さんがプロ野球OBの里崎智也さんと対戦し、大会を盛り上げていた。
そのほかにも、石垣雅海選手(中日ドラゴンズ)、田中和基選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)、西村天裕選手(千葉ロッテマリーンズ)の3選手がプロ野球OBに「プロスピA」で挑む企画や12球団マスコットも登場するなど、さまざまな企画で大会を盛り上げていた。
■ソフトバンク 3-1 中日
■個人タイトル
MVP(報酬30万円)
・根岸大晟(福岡ソフトバンクホークス)
スピリーグランキング1位(10万円)
・根岸大晟(福岡ソフトバンクホークス)
合計ポイント128,902
首位打者(以下、各5万円)
・久保木悠平(広島東洋カープ)打率.600
・根岸大晟(福岡ソフトバンクホークス)打率.672
最多本塁打
・永澤楓葉(読売ジャイアンツ)本塁打8
・成田旭(東北楽天ゴールデンイーグルス)本塁打12
最多打点
・後藤充輝(東京ヤクルトスワローズ)打点28
・根岸大晟(福岡ソフトバンクホークス)打点40
最優秀防御率
・西山隆輝(横浜DeNAベイスターズ)防御率2.57
・根岸大晟(福岡ソフトバンクホークス)防御率0.86