千葉市長と市議会 京葉線のダイヤ改正見直し要望で連携

千葉市長と市議会 京葉線のダイヤ改正見直し要望で連携

 2024年春のJR京葉線のダイヤ改正に沿線の一部自治体が反発している問題で、千葉市の市長と市議会の最大会派が12月25日、JRや関係省庁に対し、連携、協力してダイヤ改正の見直しを求めていくことで一致しました。

 JR京葉線の東京-蘇我駅間は、2024年3月から朝夕の通勤時間帯、通勤快速を含めむ全ての快速を各駅停車に変更するダイヤ改正を行います。

 自民党千葉市議団は25日午後、千葉市役所を訪れ、神谷俊一市長にダイヤ改正の再考と利便性向上に関する要望書を手渡しました。

 要望書では、今回のダイヤ改正は、沿線市民の生活を前提から揺るがす極端な“改悪”で「今後の都市発展を阻害する要因になりかねない」としています。

 中島賢治幹事長から「ともに頑張りましょう」と連携を求められた神谷市長は、「市民の願いが込められた要望だ」と同調し、連携して要望活動に取り組む姿勢を示しました。

 まずは年内にもJR東日本側から説明を受ける方向で調整しているということです。

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