「区政を変えたい」草の根選挙が映画に 東京・杉並区長選、ペヤンヌマキ監督に聞く

長く欧州に住み、国際政策研究NGOの職員だった岸本聡子さん(49)が4選を目指した現職をわずか187票差で破る劇的な結果となった2022年6月の杉並区長選が、ドキュメンタリー映画になった。タイトルは「映画 ○月○日、区長になる女。」。撮影・監督を務めたペヤンヌマキさん(47)は区内在住。自宅が道路整備計画の立ち退き対象であることを知り、もともとは興味のなかった区政に関心を持つようになった。区長選では岸本さんを応援。映画では杉並初の女性区長が誕生した選挙戦の舞台裏に密着し、岸本さんが草の根選挙を戦い抜いた様子を描いた。2024年1月2日に東京都中野区の「ポレポレ東中野」で公開されるのを前に、ペヤンヌさんに聞いた。(聞き手、ナレーションは共同通信・西村誠)

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