【レビュー】おなかに装着、眠りを計測!『ブレインスリープ コイン』の高性能解析を体験

よりよい眠りを手に入れるためにはまず、自分の睡眠状態を知ることが必要だ。 『ブレインスリープ コイン』は、睡眠アプリだけでは不可能だった高性能な睡眠解析を実現したデバイス。眠るのがヘタな筆者の睡眠状態を測定しレビューする。記事の最後に「特選街webリニューアル記念プレゼントキャンペーン」プレゼント(1名様)付き。

睡眠中の姿勢や温度も測定できる睡眠専用デバイス

筆者の睡眠状態をはとてもひどい。時間こそ確保しているが、日中たびたび睡魔が襲ってくる。その原因を知るべく無料の睡眠アプリで睡眠状態を測定したが、精度はイマイチでこれといった解決にも繋がらなかった。

そんな折、睡眠医学と先進テクノロジーでオリジナルプロダクト開発や企業やクリニックへのコンサルティングなどを行うブレインスリープから、高精度での計測を可能にした『ブレインスリープ コイン』(縦49×横38×厚み13mm※カバー装着時・希望小売価格 税込8,800円・発売中 が登場、編集部よりレビュー依頼が来た。使用したのはメーカー提供のサンプル製品だ。 睡眠アプリと併用してこの専用デバイスをウエスト(ズボン)に取り付けることで、睡眠ステージ(睡眠の深さ)、いびき/環境音に加えて、寝姿勢、寝床内温度(布団の中の温度)などを測定・分析してくれるアイテムなのだそう。

専用デバイスじゃなければわからない寝姿勢がおもしろい!

専用アプリ「BRAIN SLEEP COIN(アプリ)」をダウンロードして、デバイスを連携。『ブレインスリープ コイン』をズボンに装着して、測定開始ボタンを押して寝るだけ。

『ブレインスリープ コイン』は平らで小さく、ほとんど肌には触れないので違和感はない(内側は凹凸が極力減らされている)。シリコンカバーなので感触もやさしい。なお、クリップは強力で外れる心配は全くないが、強力過ぎて冬用など厚みのあるズボンは少し厳しい。抵抗がなければ下着などに挟んでも良さそうだ。

翌日、計測を終了して結果を見る。この日の記者のスコアは100点満点中74点(なんともつまらない結果になったのはご勘弁……)。睡眠リズムを見てみると、深い眠りがほとんどなく、浅い睡眠が多め。うーん、リラックスができていないのだろうか、寝るのがヘタだ。アドバイスとして、アロマや照明、日中の運動などが提案されたので、後日ためしてみよう。

筆者が面白いと感じたのは、寝返りの項目。深い睡眠時の態勢や、いびきをかきやすい態勢が分かるというもの。これはアプリだけでは測定できない貴重な情報だ。これを元に、例えば、仰向きだといびきが出やすいのなら横向き用の枕で誘導するという手法も取れるだろう。筆者の場合、いびきもなく、とりあえず問題はなさそう。 気になったのは、たまにアプリ側の問題で測定エラーになること。測定結果が面白いだけに遭遇するとちょっと落ち込んでしまう。 メーカーに問い合わせたところ、節電モードにしていると(端末側で消費電力が大きいとアプリが認識して)エラーしてしまう可能性があるという。それを受け、スマホの高パフォーマンスモードをONにして(Android)4日間測定したところ、1回NG、3回OKだった(編集部注:メーカー担当者によると、不具合についてはiOSは年内改修予定、Androidは適宜対応予定とのこと)。

毎日の睡眠でコインをゲット! 寝具がお得に買える!

専用アプリ「BRAIN SLEEP COIN(アプリ)」は、睡眠スコアに応じてコインを入手できる。そのコインを使うと自分に合った寝具をお得に購入可能だ。より良い睡眠を目指して、今日も筆者は『ブレインスリープ コイン』を着けて布団に入るのであった。 入手はオンラインショップなどで可能だ。

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