「森保ジャパン経験者」でこの冬の移籍が決まった日本代表5名

オフシーズンも3週目に入り、移籍市場が活発化しているJリーグ。日々の報道やクラブからのリリースにファン・サポーターが一喜一憂する時期だ。

その中でも、日本代表選手の動きは注目点の一つ。そこで、2018年にスタートした森保ジャパンの経験者で、この冬すでに移籍することが発表された5名の選手を紹介する。

なお、2021年12月に招集された荒木遼太郎(鹿島→FC東京)や小柏剛(札幌→FC東京)のように強化合宿のみ呼ばれていた選手は今回除いている。

中谷進之介

1996年3月24日生まれ(27歳)

名古屋グランパス→ガンバ大阪

5シーズン半にわたりミッチェル・ランゲラックらとともに名古屋グランパスの堅守を支えてきた中谷進之介が、ガンバ大阪移籍を決断した。契約満了のためフリーでの移籍だと伝えられている。

中谷は2021年から2022年にかけて日本代表で5試合に出場。年齢的にまだ27歳であり、大阪の地から代表復帰を目指すことになる。

山中亮輔

1993年4月20日生まれ(30歳)

セレッソ大阪→名古屋グランパス

山中亮輔は横浜F・マリノスに所属していた2018年11月のキルギス戦で日本代表初出場。開始2分に左足で強烈弾を叩き込み、鮮烈なデビューを飾った。

翌2019年から浦和レッズで3年間、2022年からセレッソ大阪で2年間プレーしたレフティは、新シーズンから名古屋グランパスへ加入。長谷川健太監督が山中の左足をどう生かすのか楽しみだ。

森下龍矢

1997年4月11日生まれ(26歳)

名古屋グランパス→レギア・ワルシャワ

そんな名古屋グランパスからこの冬海外へ飛び出したのが、今年日本代表デビューを果たした大卒4年目の森下龍矢だ。

高いフィジカル能力を武器に名古屋の両サイドを3シーズン支えた26歳は、「皆さんからもらった初めてのチャントを胸に、熱くどこまでも走り抜きます!」という想いを胸にポーランドへと渡る。

昌子源

1992年12月11日生まれ(31歳)

鹿島アントラーズ→FC町田ゼルビア

森保ジャパンでも5試合に出場した昌子源が2年連続の移籍を決断。鹿島へ復帰した今季、序盤こそレギュラーだったものの関川郁万にポジションを奪われて以降はベンチを温める日々が続いた。

往時のコンディションがなかなか戻らず、その中でも積極的に周りに声をかけて岩政監督のチームを支えた。新天地のFC町田ゼルビアでもプレーとともに経験を伝える役割が求められるはずだ。

鈴木武蔵

1994年2月11日生まれ(29歳)

ガンバ大阪→北海道コンサドーレ札幌

最後は、4シーズンぶりの北海道コンサドーレ札幌が発表された鈴木武蔵。日本代表でも一時は1トップの有力候補だったが、ベルギーの地で停滞し、2022年に移籍したガンバ大阪でもそれは続いた。

日本代表、2023年に評価を下げてしまった5名の選手

今季は20試合に出場し、わずか1ゴール。FC東京への移籍が決まった小柏剛の後釜として、再び以前在籍していた頃のようなパフォーマンスを見せられるか注目される。

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