筑波大蹴球部は25日、Jリーグの各クラブに入団が内定している4選手の合同記者会見を開いた。今季、J1初制覇の神戸に内定のMF山内翔(21)が「まずは神戸の勝利とタイトル獲得を求め、将来は日本代表や海外で活躍したい」と話すなど、選手たちは次のステージでの目標を語った。
会見で、山内とともにJ1神戸に内定しているGK高山汐生(22)は「ハイボールの処理を得意としている。(高山が)居ないと不安だと思われる選手になりたい」、J3富山内定のMF瀬良俊太(22)は「得点に絡み、プロでも数字に絡んでいきたい」、J3F大阪内定のDF林田魁斗(22)は「日々成長し、J3優勝、J2昇格に貢献したい」と力強く意気込んだ。
日本代表の三笘薫(ブライトン)らを輩出し、今季も4人の選手をプロに送り出す小井土正亮監督(45)は「4年間で技術はもちろん、仲間を大切にすることや組織的にプレーする上で、精神的に強くなったと思う。大学サッカーで頑張った人間の象徴になってほしい」と期待を込めた。