鎌田大地、ラツィオは1月売却の意思なしか 伊誌「もし鎌田側が望めば…」

昨季のセリエAで2位と躍進したラツィオだが、今季は9位と苦しんでいる。新加入の日本代表MF鎌田大地もマウリツィオ・サッリ監督のチームにフィットしていない。

そうしたなか、『Corriere dello Sport』は、サッリ監督は、今いるMFたちとは異なるよりダイナミックで攻撃的な特性を持ったメッツァーラ(インサイドハーフ)の獲得を希望していると伝えた。

今季10分しか起用されていないクロアチア人MFトマ・ベシッチはドイツ移籍を検討しており、彼が退団した場合、MFを補強しうるとのこと。

ただ、1年契約の鎌田の退団は考えられないという。鎌田はラツィオとの契約が残り半年になる1月から他クラブとの交渉が解禁される。

同紙では「もし、鎌田が望めば、ラツィオに売却されることなく、1月に自分の将来を自由に選択し、行き先を決めることができる」とも伝えている。ラツィオ側に鎌田を1月に売却する意思はなく、鎌田側次第ということだろうか。

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なお、鎌田とラツィオとの契約には相互に延長オプションがあるが、現時点でそれが行使される可能性は低いとされている。

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