石川佳純「落ち着くみたいで…」10回以上遠征したスウェーデンに必ず持参したアイテムを明かす

元プロ卓球選手の石川佳純が12月23日放送の日本テレビ系『Google Pixel presents ANOTHER SKY (アナザースカイ)』に出演。今年5月に惜しまれながらも引退を発表した石川が、今だからこそ話せる現役時代の心境を明かした。

今回、国際大会出場のため計10回以上は訪れたという“スウェーデン”を再訪した石川。試合に出場するためだけに訪れていたというこの地で、現役時代の定宿に足を運び、「ここ来たのに試合しない感じがすごい不思議。気楽だな…」と胸の内を吐露。

そして、現役時代の心境について「気が出てるというか」と話し始め、「よく思うんですけど、“その顔を今して”って言われても、もう出来ないんですよね。試合前の緊張した顔」と告白。「結構、心理戦の部分も大きくて、やっぱり相手に弱みを見せない。卓球は相手との距離がすごい近いので、顔の表情ももちろん試合中見えるし、“すごい今強気だな”っていうのも見たらわかります」と、卓球選手だからこその感覚に、MCの今田耕司は「ほ〜」と感嘆の声を上げ、さらに「スピードもそうなんですけど、けっこう読みもあって。打ってからじゃもう間に合わないので。だいたい打つ前か、もう瞬間くらいには動いてないと」と、競技中にかなり繊細な心理戦が行われることが明かされると、今田は「マジか」と絶句。

続けて「基本的にあんまり喜怒哀楽を出さない。いきなり喜怒哀楽を出さないって難しいから、もうずーっとやっぱりその感じでいましたね」と打ち明けた石川は、「朝起きた時から、試合の日はもちろんそうだし、試合期間中っていうのは笑ったり騒いだりってことないですね。もうそれすると戻れないので」と、普段からの心がけを明かし、試合前に平常心を保つため、海外遠征の度、必ず持参していた物として紹介したのが、“炊飯器と米”。

自身で米を研いで炊き、地元山口県産の“しそわかめ”を混ぜ込んだおにぎりを握るといい、「慣れた味を食べると落ち着くみたいで、大事な試合前は結構食べて必ずコートに立つ」と、意外なルーティーンを明かされると、スタジオから驚きの声が上がった。

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写真提供:(C)日テレ

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