2年連続して堤防決壊 氾濫被害を防ぐため関係機関による初の協議会を開会 静岡・磐田市敷地川

台風の影響により2年続けて起きた磐田市の敷地川の氾濫被害を防ごうと、関係機関による初の協議会が開かれました。

6月県内を襲った大雨では、磐田市を流れる敷地川の堤防が2年続けて決壊。

周辺の建物27軒が浸水するなどの被害があり、静岡県が川幅を広げるなどの対策工事を進めています。

流域の治水の計画的な推進を目的に設けられた協議会には、河川管理者の県と、流域自治体の磐田市と袋井市の担当者らが出席しました。

会では「洪水は必ず発生するもの」という認識を持って、「行政だけではなく社会全体で洪水被害に備える」ための方策が話し合われました。

今後は来年3月中旬の対策プラン公表を目指すということです。

© 静岡朝日テレビ