「彼らの苦しみに慣れないでほしい」サラーがガザの平和願うクリスマスメッセージ

FWモハメド・サラーが平和願うメッセージ[写真:Getty Images]

リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーが、平和を願う心情をつづっている。

10月7日に、パレスチナ自治区のガザ地区を統治するイスラム原理主義武装組織の「ハマス」が、イスラエル側に攻撃を仕掛けたことから始まったイスラエル・ハマス紛争。現在はイスラエル軍がガザ侵攻を続けており、多くの民間人にまで被害が及んでいる。

紛争が始まった当初から自身のX(旧ツイッター)を通じて「全ての命は神聖であり、守られなければならない」「人類は勝利しなければならない」と平和を訴えてきたサラーは、クリスマスである25日に再びXを更新。モノクロのクリスマスツリーの画像と共に、再び平和と反戦を願う心情を記している。

「クリスマスは家族が集まって祝う時間だ。だけど、中東で起こっている残酷な戦争、特にガザでの死と破壊の中で、僕たちは今年とても重い気持ちでクリスマスを迎えている。愛する人を失い、悲しんでいる家族の痛みを分かち合いたい。どうか彼らのことを忘れず、彼らの苦しみに慣れないでほしい。メリークリスマス」

サラーは今シーズンのリバプールで好調を維持しており、ここまでプレミアリーグ18試合12ゴール7アシストを記録。首位争いを続けるリバプールの原動力となっている。

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