山形市七日町1丁目にある萬屋薬局（中村妙子社長）のPinus（ピノス）カフェで、おいしさと医食同源を追求した薬膳スペシャルスープランチを期間限定で提供している。具だくさんの蒸しスープをはじめとする中華料理のセットで、「年末年始にスペシャルな料理で体を温めてほしい」としている。
目玉の蒸しスープは中華の伝統料理で、滋養強壮に良いとされるクコの実や白キクラゲ、鶏肉やホタテ、5種類の根菜などが入っている。3時間じっくり蒸すことで、食材のうまみを出した。ほかに、血行を良くする香辛料を使った豚の角煮やエビチリ、中華風蒸しパンが付く。
同社は今年11月に調理室を設けてシェフも迎え、カフェで本格的な料理を提供できるようになった。漢方薬局として始まった同社は、健康維持のために漢方を食事に取り入れることを提案しており、今回のランチはその一環。薬剤師や管理栄養士もメニュー作りに関わり、栄養面もバランス良く仕上げた。
12、1月の毎週金曜日に提供している（1月5日を除く）。中村社長は「おいしくて体が温まると喜ばれている」と話す。料金は1200円。数量限定のため予約が必要。問い合わせは同カフェ023（676）7425。
