使用済みの食用油などから作られる航空燃料「SAF」の活用が、12月25日から羽田と八丈島を結ぶ便で始まり、小池知事が給油の様子を視察しました。国内の定期便でのこの燃料の継続的な使用は初となります。
航空燃料「SAF」は持続可能な燃料として、これまで海外からの調達や国産の安定供給などに向け、取り組みが進められてきました。
12月25日からおよそ5カ月間、羽田と八丈島を結ぶ1日6本の定期便を対象に利用されることになり、約80%の二酸化炭素の排出が削減できる見通しだということです。
継続的な活用は、東京都が支援する形で実現したものです。
小池知事:「CO2の削減をいかに行っていくかという意味では、航空機産業もいろいろと工夫されている。きょうはその実例を羽田空港で見せてもらった。上手く進めていきたい」
今回の国内の定期便での「SAF」の継続的な使用は航空業界で初めてです。