広島県西部 小瀬川水系で27日から取水制限

県西部の小瀬川水系でダムの貯水量の減少が懸念されていましたが県はあすから取水制限を開始します。

小瀬川水系の3つのダムの貯水量は、26日午前0時時点で46.4%と過去10年間の平均のおよそ6割にとどまっています。

こうした事態を受けて、27日午前9時から小瀬川水系の上水道で5%、工業と農業用水で10%の取水制限を始めます。影響する地域は廿日市市と大竹市です。

■湯崎英彦知事

「節水を心がけ、限りある水資源を大切に使っていただくようご協力よろしくお願いします」

県は、11月から江の川水系でも取水制限をしていて、あすから防災体制を「警戒体制」に引き上げるとしています。

(2023年12月26日)

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