保護猫『アニヤ』に突然の引き取り希望が…預かりボランティアの信子が涙で”譲渡を決意”した訳

お笑いトリオ・ぱーてぃーちゃんの信子が12月23日放送の『嗚呼!!みんなの動物園 3時間スペシャル』に出演。夫の通称“ジーザス”も交えて保護猫『アニヤ』と明るい生活を送っていたが、アニヤの引き取り希望者が名乗りを上げるという急展開を迎えた。

預かりわずか1か月で、アニヤは信子にスリスリしたり、後をついてくるという行動で仲良しになったが、突然「池崎さんのVTR見てて、お別れの時やってて、“お別れかぁ…”って考えてちょっと辛かった」と語った信子。実はアニヤは譲渡会以外にもSNSで常に飼い主を募集しているため、不意に別れの時が訪れる可能性があり、それを考えてしまい寂しい気持ちになったようだ。

そんな中、番組を見てアニヤを預かりたいという視聴者から連絡があり、保護施設の人がその旨を信子に伝えると「うれしいけど、めっちゃ寂しい」と悲しげな笑顔をみせた信子。連絡のあったアニヤの新飼い主候補の家を訪れた。

飼い主候補の女性の方は“なぜ引き取ろうと思った”のかを聞かれると、17年間、アニヤと似た感じの猫を飼っていたといい、その猫が天国に旅立ってしまった後、余りにもその猫が好きすぎて他の猫を飼うのをためらっていたという。ただテレビでアニヤを見かけた時に、「急に走ったりとか、毛繕いして片足上げてお尻なめたりとかして…動きとかしぐさがそっくりで」とその理由を明かした。

加えて、アニヤを迎え入れる体制も整っており一部屋丸々アニヤのために使うと話す。専用ルームを用意するほどのアニヤへの思いを感じ取ったのか、信子もひとまず「よかったお優しい方で」と少し安心した模様。

信子は「すごい考えて、自分で納得できる形で決めたんですけど…このままアニヤをこの家で預かっていただけたらなと思います」と伝えた。

新飼い主さんもお礼と共に「“託してよかった”と思っていただけるよう大切にさせていただきます」と宣言。アニヤは新しい家族と共に過ごすこととなった。

信子にとって大好きな存在が自分の近くからいなくなることは寂しいことではあるものの「絶対に幸せにしてくれると思ったんで」と譲渡した心境を涙ながらに打ち明けた。

続けて涙声で「1匹の猫を幸せにできたのかもって思えたら、人間として大きくなれた気がする」とアニヤとの生活を振り返った。信子は「ジーザスの存在も大きくて」と夫の存在無くしてアニヤが人懐っこくなることはなかったと明かし、夫の活躍をたたえた。

ふと、アニヤに目をやるとかわいらしく舌が出ており「感動の場面でおちゃらけないで」と涙ぐみながらも笑いつつ声をかけた信子。そういうところも踏まえて魅力あるアニヤに「猫界のNo.1ギャル」と信子流の激励の言葉をかけ、アニヤとの預かり猫シリーズは完結した。信子の涙に、思わずスタジオの出演者陣も感動ムードが漂い涙を流す人も。

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写真提供:(C)日テレ

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