宮城・志津川湾で「コクガン」の飛来数調査 震災後増加傾向

宮城県南三陸町の志津川湾で毎年越冬のため訪れるコクガンの今シーズン1回目の飛来数調査が行われています。

このうち南三陸町歌津の泊浜漁港では26日朝、130羽ほどのコクガンが羽を休めていました。

コクガンは国の天然記念物に指定されていて、真っ黒な体と首回りに白いネックレスをつけたような模様が特徴です。

志津川湾は餌となる海草類が豊富で毎年多くのコクガンが訪れ特に震災後は増加傾向となっています。

南三陸ネイチャーセンター友の会鈴木卓也会長「ずっとこれまで飛来数増えて来たんですけど昨シーズンだけ一旦ちょっと減ったんですね。今のところここ(泊浜漁港)は去年よりちょっと多いので期待できるかなと思っています」

調査は2024年2月までにあわせて3回実施される予定です。

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