永野芽郁&山田裕貴「君が心をくれたから」主題歌は宇多田ヒカルの書き下ろし楽曲に決定

宇多田ヒカルが、フジテレビ系で2024年1月8日にスタートする、永野芽郁主演の連続ドラマ「「君が心をくれたから」(月曜午後9:00。初回は30分拡大)の主題歌を書き下ろしたことが明らかになった。主題歌のタイトル・音源は、ドラマの初回放送で解禁される。

「君が心をくれたから」は、主人公・逢原雨(永野)が、かつて心を通わせた朝野太陽(山田裕貴)のために、自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まるファンタジーラブストーリー。異国情緒あふれる長崎を舞台に、真逆の名前を持つ2人が“心を奪われる”という過酷な奇跡に立ち向かう。

宇多田が「月9」ドラマへ書き下ろし主題歌を提供するのは、2011年の「HERO」の主題歌「Can You Keep A Secret?」以来、23年ぶり。宇多田が、“過酷な奇跡”に立ち向かう雨と太陽、2人の物語をどのような楽曲として表現したのか、期待が高まる。

ドラマを手掛ける草ヶ谷大輔プロデューサーは「デビューしてから25年間、常に最先端の音楽を全世界に発信し続けている宇多田ヒカルさんに、主人公たちの気持ちに寄り添った曲を書き下ろしていただきました。今作の企画構想段階から『このドラマの主題歌は宇多田ヒカルさん以外いない』と私の中で考えておりました。第1話からのストーリープロットをお読みいただき、オファーを受けてくださった宇多田ヒカルさんに、心から感謝いたします」と語り、「主題歌は、ドラマの世界観にぴったりな、切ない物語にそっと優しく寄り添ってくれる楽曲となっております。早く視聴者の皆さまにお聴かせしたいという気持ちでいっぱいです。“世界の宇多田ヒカル”珠玉の1曲を楽しみにしていただければと思います」と手応えをうかがわせている。

学生時代に、“雨”という珍しい名前から“ザー子”と呼ばれてばかにされ、他人と関わらないようにしていた雨。そんな自分に自信を持てずにいた雨に、明るく声をかけてくれたのが太陽だった。太陽と過ごすうちに、初めて人生に前向きになれた雨は、高校卒業と同時に、パティシエの夢をかなえるために上京。太陽には自分の思いを伝えないまま、離れることになった。

その後、再会を喜んだのもつかの間、太陽は事故に遭ってしまう。悲しみに暮れる雨の前に、あの世からの“案内人”と名乗る男が現れて「君が“心を差し出す”ならば、今から奇跡を起こしてあげよう」と告げる。案内人が提示した「心を差し出す」という条件は、雨にとってあまりにも過酷なもの。果たして、“奇跡”と引き替えに雨が奪われる“心”とは、何を意味するのか? そして、案内人が起こす“奇跡”によって、いちずに互いを思い合う雨と太陽には何が起こるのか?

© 株式会社東京ニュース通信社