高校生がインターハイPR 2024年夏に北部九州で開催 佐賀市で開幕200日前イベント

来年の全国高校総合体育大会をPRした「さがまる」のメンバー=佐賀市のJR佐賀駅前交流広場

 来年夏に北部九州4県を中心に開催される全国高校総合体育大会(インターハイ)の開幕200日前に合わせたイベントが23日、佐賀市のJR佐賀駅前交流広場で開かれた。高校生によるステージ発表や競技体験があり、大会に向けて機運を高めた。

 大会の準備や運営などに携わる高校生活動推進委員会生徒委員会「さがまる」(北方心遥委員長)のメンバーが中心となって企画した。ステージでは武雄高の少林寺拳法部や致遠館高の吟詠剣詩舞同好会など、スポーツや文化を問わず高校生たちが日頃の練習の成果を披露。各校のブースでは生徒が手がけた農産物や加工品などを販売した。

 佐賀県内で実施されるフェンシングやボクシングなどの体験会も行われた。吉野ヶ里町から家族で訪れた三田川小4年の瀬戸本拓磨君は「たくさん体験できた。剣が好きだからフェンシングが面白かった」と楽しみながら競技の魅力に触れた。

 北方さんは「200日前という節目にイベントを開くことで、多くの県民にインターハイの県内開催を知ってほしい」と話した。(中村健人)

ステージイベントで演武を披露する武雄高の少林寺拳法部の選手たち=佐賀市のJR佐賀駅前交流広場
競技の体験ブースでフェンシングを体験する来場者=佐賀市のJR佐賀駅前交流広場

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