１１月の成田空港の国内旅客数が、１１月としては過去最高となる６２万８０００人に上り、４か月連続でコロナ禍前の最高を更新しました。
成田空港会社によりますと、１１月の国内線の旅客数は１１月としては過去最高の６２万８０００人でした。
前の年の同じ月と比べ１５パーセント上昇し、４か月連続でコロナ禍前の最高を更新しました。
一方で、国際線旅客数は２３１万人となり、前の年の同じ月より８６パーセント上がったものの、コロナ禍前の２０１９年１１月と比べると７７％に留まりました。
外国人旅客数は１５１万人で ２０１９年と比べ１００パーセントと着実に回復していますが、日本人の旅客数は６１万人と２０１９年比でわずか５１パーセントとなっています。
１２月２１日の会見で、成田空港会社の田村明比古社長は「１１月は例年閑散期だが、２０２３年は１０月に続き好調だった。日本人が海外へ出向くアウトバウンドも緩やかに回復しているので今後を見守りたい」と述べました。
