「多くの子たちにクリスマス気分を」スモークチキン350個 施設などに贈る 名護市の会社代表、今年で18回目

 沖縄県名護市大北の会社代表、宮城保雄さん(69)宅で、恒例のスモークチキン作りが19日から数日間にわたり行われた。今年で18回目。350個を調理し、児童デイサービス施設や母子家庭などに贈った。

 宮城さんの会社スタッフや友人らが、丁寧に下ごしらえし、ドラム缶を改造した燻製(くんせい)機7台を使って仕上げた。宮城さんは「多くの子どもたちにクリスマス気分を味わってほしい。喜んでもらえるとこちらもうれしい」と話した。

 スタッフの宮里美鈴さん(35)は「これだけの数のチキンを調理するのはかなりの重労働。でもなかなか経験できないことで楽しかった。おいしく食べてほしい」と話した。

調理したスモークチキンを並べるスタッフ=20日、名護市大北

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