本を通して”無意識の思い込み”に気づく 11月25日に読みきかせとブックトーク 

 11月25日(土)午後2時から3時半まで、山口市男女共同参画センター(山口市中央2)で「モヤモヤに効く本の処方箋」が開催される。

 

 固定的な社会通念・習慣・しきたりなどから生まれる無意識の先入観や偏見(アンコンシャス・バイアス)について本を通して気づいてもらおうと、山口市が主催するもの。2001年から山口市内を中心に、子どもと読書をつなぐ活動をしている「ぶどうの木(中村佳恵代表)」が、読み聞かせやブックトークで協力する。

 

 「子どもの頃から意識することで、柔軟な考えや選択ができるように」と、対象は中学生以上。託児サービスは無いが、小学生以下の子どもも一緒に参加できる。

 

 当日は、はじめに「ぶどうの木」のメンバーによる読みきかせが行われる。その後、少人数のグループに分かれて、自身が感じたことや「モヤモヤすること」を声に出す。同センターの相談員がアドバイザーとなる。

 

 最後に、それぞれの意見を皆で共有。必要に応じて、アドバイザーがコメントする。

 

 「生活していく中で、『〇〇だから××』など、聞かされたり言われたりして、モヤモヤすることがあるのでは。まずは気軽に参加して」と主催者。

 

参加は無料だが、事前の申し込みが必要。希望者は、同センター(TEL・FAX083-934-2841、メール:mw3kaku@c-able.ne.jp)で参加者の氏名・年齢・電話番号を伝える。締め切りは11月22日(水)。

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