ブリヂストン、東京オートサロン出展概要を発表。モータースポーツへの情熱を通じ想いを表現

 12月26日、ブリヂストンは1月12〜14日に千葉県の幕張メッセで開催される東京オートサロン2024の出展概要を発表した。今回のオートサロンでは“10年後、20年後にも『走るわくわく』を提供しつづける”というブリヂストンの想いを、お馴染みのスポーツタイヤブランド『ポテンザ』や、新たなタイヤ商品設計基盤技術『エンライトン』、ブリヂストンの原点であるモータースポーツへの挑戦に込めた“情熱”を通して表現する。

 ブリヂストンは2023年にモータースポーツ活動開始から60周年を迎え、12月15日には60周年、そして次世代に向けたモータースポーツへの活動についての発表を行うなど、モータースポーツへの情熱を再確認。サステナブルなグローバルモータースポーツ活動へ進化させる決意を”Passion to Turn the World(世界を変えていく情熱)”という新たなメッセージに込めて表現し、2023年から緊急的にサプライを開始したスーパー耐久シリーズ、さらに2026-27シーズンからのフォーミュラEへのタイヤ供給が決まるなど、モータースポーツ活動を強化している。

 2024年の東京オートサロンでは、その世界観をデザイン。スポーツタイヤブランド『ポテンザ』や、フォーミュラEでもそのブランドが採用される基盤技術『エンライトン』を搭載したプレミアムタイヤの“断トツ性能”、さらにサステナブルなグローバルモータースポーツに向けたブリヂストンの取り組みを紹介する。

 ポテンザブランドについては、商品ラインアップやスポーツ車両向けプレミアムホイールの『ポテンザ』『プロドライブ』の展示、ポテンザ開発車両のニッサン・スカイラインGT-R(BNR34)、ポテンザ純正装着車のランボルギーニ・ウラカンSTOを展示する。

 またモータースポーツについては、これからもずっとモータースポーツに限りない情熱を注ぎ、サステナブルなグローバルプレミアムモータースポーツを推進していく情熱を示すべく、2013年のスーパーGT GT500クラスチャンピオンマシンであるZENT CERUMO SC430、2023年のスーパー耐久でST-Qクラスを戦い、劇的な進化をみせたORC ROOKIE GR86 CNF concept、世界最高峰のソーラーカーレースである『ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ』で初投入されたエンライトン技術搭載タイヤを展示する。

 またEV時代の新たなプレミアムとして「究極のカスタマイズ」を実現する商品設計基盤技術『エンライトン』については、それを支えるモノづくり基盤技術『BCMA』を紹介。他にもさまざまな技術を紹介する。

 さらにブース内のステージでは、スーパーGTやスーパー耐久等のトップドライバーや監督等の多くのゲストを招き、ブリヂストンのタイヤ開発やモータースポーツの将来を語り合うトークショーを実施する。トークショーの詳細は下記ホームページで公開予定だ。

https://ms.bridgestone.co.jp/

2013年のZENT CERUMO SC430
2023スーパー耐久第7戦富士 ORC ROOKIE GR86 CNF concept(加藤恵三/山下健太/大嶋和也/豊田大輔)
ブリヂストンが“EV時代の新たなプレミアム”と位置づけるENLITEN(エンライトン)ブランド

© 株式会社三栄